はなの読書記録

漫画、時々小説の感想置き場

『新米姉妹のふたりごはん』 感想

昨日はようやく『カードキャプターさくら クリアカード編 7』を手に入れることができました。なかなか待ったような気がしています…。やっぱり関東と比べると発売日が大幅に遅れるのが、今住んでいるところの弱点かなあと思っています。それ以外はなかなか便利なところですが。以前住んでいた場所は色々酷かったですし。おすし。

 

というわけでじゃあ今日の感想は、ということになりますが、前回の予定通りにいくと『百と卍』で、このブログの今の流れだと『カードキャプターさくら』になりそうなのですが、どれも違います。

本棚の前に立って目に止まってしまったのです。

 

『新米姉妹のふたりごはん』 柊ゆたか

 

最近実写ドラマ化も決定したので、なかなかいいチョイスでは!!と我ながらに思っています。ただごはん漫画の感想をそろそろ書きたくなっただけですね。いやあだって、前回ごはん漫画の感想書いたの、いつでしたでしょうか。結構前な気がしていますので、ちょうどいい時期ですね。

実写ドラマ化はとても期待しています。といっても正直役者さんには詳しくありませんので女優さん2人もわからないのですが、それはそれ。『きのう何食べた?』のように人間関係のバランスの取り方が難しい作品ではないはずですので、明るく楽しいドラマになってくれたらいいなあと思っています。

 

では早速感想を〜。

今のところ6巻まで出ているこの漫画、あまり新しい登場人物が頻繁に出てこないのと大きな人間関係の変化がないので私的には読みやすい。タイトルからして『新米姉妹のふたりごはん』というだけあって、親同士の再婚がきっかけになって新しく姉妹を持つことになったふたりが少しずつ関係を深めていく様子がほのぼのゆっくり描かれています。ほのぼのゆっくり、と言いつつ割とすぐに意気投合するのが良いです。意気投合した後、更にお互いを深く知っていく様子が見ていて微笑ましいんですよ。仲良くなるまでにあんまりもだもだしているのも、見ているこっちがヒヤヒヤしちゃうので。メインの登場人物であるふたりに加えてその友達や親戚などが出てきますが、基本揉め事やらどったんばったん大騒ぎな事態にはなりません。この世界は優しいのです。優しい世界、最高!

1〜6巻まで出ていると言いましたが、この6冊の表紙全てがまた良いのですよ。巻数が進むごとにどんどん距離が縮まっているのがわかるし、超絶人見知りのあやり(妹の名前です。姉はサチ)の顔が…顔がもう…6巻のあやりの表情を見たら「幸せでよかったよね〜本当によかった君の世界がずっとずっと幸せに包まれますように」と願わずにはいられません。

そしてごはん漫画というからには肝心の料理ですが、私が読むごはん漫画にしては珍しくなかなか家庭的ではないお料理もよく扱われています。

妹であるあやりが料理を趣味にしているので珍しい調理器具がどんどん出てくる他、ふたりの両親が仕事で世界中を飛び回っているおかげで珍しい食材もたくさん出てきます。1巻の表紙は大変良い例ですね。でも非日常的なお料理ばかりでは決してなくて、たこ焼きやオムライスやハンバーグといった家庭的なお料理も出てきます。

この作品に出てくるお料理は、こんなものが家でも作れちゃうのか〜!っていう驚きも味わえるし、何より自分でもできそう…かな?って新しい発見ができて、それも読んでて楽しいと思えるところの一つです。

 

せっかく実写ドラマ化も決まったわけですし、まだ6巻までしか出ていないので今からでも余裕で追いつくことができます。何より新米姉妹ふたりが可愛くて優しい。是非読んで、お腹を空かしていただければいいなと思います。

 

感想はここでおわり。

次回は、ん〜…次回は以前ちょろっと言った『ゴールデンカムイ』の感想を書きたいな。書けるといいなあ〜…。最近周りの人たちに布教が成功している記念に。

 

では。おしまい。