はなの読書記録

漫画、時々小説の感想置き場

『ビター・シガー』 感想

最近風邪を引いてしまいました。ずっと寝ていることもできないので本棚の前をうろちょろしています。

本棚の奥の方にしまってしまった本を久しぶりに引っ張ってみるのは楽しいものですね。ということで次回は少女漫画の感想を書こうと決めました。

でもまずは、今回の本の感想を。

 

『ビター・シガー』 熊猫

 

自分はあまり商業BLというものを購入しないのですが、この作品は表紙がとっても可愛かったので。

この作品の感想について書く前に、前作の『バニラ・ショコラ・シガレット』を書くべきでは?と思うでしょうが、先程述べたようにあまり商業BLを購入しないので、『ビター・シガー』が続編にあたる作品であると分からなかったのです。この作品だけでも内容がわかるものでよかった…ちなみに『バニラ・ショコラ・シガレット』は今日買いましたので、このブログを書き終わったら早速読もうと思います。

 

ということで、前置きが長くなってしまいましたが感想を。

はじめにもう一度言いたいんですけど、表紙が可愛い!え、可愛い。可愛い…絵柄がとっても自分の好みです。カラフルで明るくて表紙を見るだけで元気がもらえるし、裏表紙もキラキラしてて良いのです。あと猫ちゃん。

今回の感想は内容よりも登場人物の容姿などについてが多くなりそうなのでもうここでそう宣言しておきます。

私はそもそも長髪の受けが大好きなんです。これはもう多分宿命で、このBLという世界に足を踏み入れてしまった時から今現在に至るまでそうなんですけど、この作品も表紙を見た瞬間にびびっと来ましたね。長髪センサーが働きました。本当びびって来てすぐさま手に取りました。よかった…買ってよかった…

しかも色素の薄い長髪…良いですね。最初にハマってしまった彼もそうでしたので。話が逸れてしまいそうなので先に進めていきますけれど、この長髪の彼、高槻くんね、着ている洋服もいちいち可愛いんです。あと話し方も関西弁で見た目とのギャップが可愛い。可愛いは正義ですよ。あと攻め役にあたる豊橋くんもいいキャラクターでした。あまり攻め役を好きになることがない人間なんですが、豊橋くんはなんだかすんなり好きになってしまってました。好きな2人同士がくっつく世界、めちゃくちゃはっぴ〜。

ごはん漫画ばっかり読んでるせいで、ごはんがおはなしに絡んでくる作品好きなんですよね。裏表紙に書いてあるあらすじにも惹かれたんです。ごはんを食べることで芽生える関係性ってとっても良いなって思うのです。食べることは生きることだって、朝ドラ『ゲゲゲの女房』で主人公のお父さん(大杉漣さん良かったです。シンゴジの時もよかったです。本当に惜しい方をなくしました…)も言ってたんですけど、実際本当にそうなんですよ。食べることは生きることで、誰かと食べることは誰かと生きることなんです。だから食で繋がる関係は生においても繋がるんだって思ってます。

この作品に出てくる豊橋くんと大槻くんも、そんな些細なことをきっかけに出会って食べて恋をして、その過程をこの一冊に綺麗にまとめられている素敵な作品でした。

 

え、なんか今日の感想長くない?前置きが長かったのかな…風邪で引きこもりがちになるとあまり話さなくなる分書く量が増えてしまうんですかね。

とにかく今はソシャゲのイベントも走り終わって解放感でいっぱいです。残り少ない日曜日をお布団の中でぬくぬくしながら、前編である『バニラ・ショコラ・シガレット』を読みたいと思います。

 

この流れでくると次回の感想は『バニラ・ショコラ・シガレット』になりそうですが、多分に少女漫画です。

それでは。

 

おしまい。