『ACCA13区監察課』 感想
珍しく平日の投稿です。眠たい。
10月、11月は本に関するイベントが多くて楽しいですね。色々調べて、興味を持ったものにはできるだけ参加しています。出不精なもので、本屋さん以外ほとんど出かけないから…
古書市で3冊500円の文字に浮かれて買った一冊が家にある本でした。まさかの被り。そういうことを防ぐためにもビブリアというアプリを入れているのですが、浮かれていたので確認を怠ってしまったのです。まあそういう時もあるさ。
ということで、前回の予告通りに。
この作品は以前アニメ化されて、来年には劇場版も公開されます。最近出た新作、『BADON』はACCAと同じ世界線でのおはなしですので、ACCAシリーズを読んでから見ると彼らの世界がどういうところなのか、どんな人間が守っているのかがよくわかると思います。
というわけでACCA本編ですが、主人公は監察課所属のジーン・オータス。通称「もらいタバコのジーン」です。オノナツメ先生が描く男性はどうしてこう、色気があるのでしょうか…いい…好き…特にね、オノナツメが描くもみあげが良いんですよ。内容はドーワー王国とジーンの出自、そして王位継承権が絡み合う、まあ政治的な感じのおはなしですが、登場人物たちのやり取りや仕草がかっこよくてね、かっこいいんです!かっこいいしか言ってないな。
内容は少し複雑だったりするけれど、計6巻という長くはない物語の中にぎゅぎゅっと大事なところや見せたい場面が凝縮されてて、さすがオノナツメ先生…!って感じの読み応えです。
登場人物は皆魅力的なのですが、特にACCA本部長のモーヴさんが凛として素敵な女性です。憧れる…あんな風になりたい、というかあんな上司がいてくれたらなあ〜!いやでも私の所属する勤務先の係長もとても素敵な女性なのです。
話が少し逸れましたが、ACCAは本編とは別に番外編も計3冊出していて、それも読むと更に本編に深みが出ます。特にP.S.は5長官に焦点が当たっていて本編でも充分にかっこよかった彼らが更にかっこよくなります。
あと、喫煙シーンがお好きな方にもこの作品はおすすめなのです。もらいタバコのジーンというだけあって、ジーンがしょっちゅう喫煙しています。そしてこのタバコも、作品中で大事な意味を持っています。かっこいい男性の喫煙シーン、かっこよくないわけないですね。今絶賛禁煙中の私としてはジーンが羨ましくて仕方ないですね。最近は蚊取り線香の煙を嗅いでタバコ吸いたいと思うようになってきたので、かなりギリギリの我慢です。税金ってば高いなあ〜。
ACCAを読んでいると、やっぱりどうしても食パンが食べたくなります。明日の朝食はトーストに決定です。最近はトーストの上にピーナッツバターを塗るのがマイブーム。
ということで次回は久しぶりにごはん漫画の感想を書きたいです。
それでは、おしまい。